ストレスが原因の歯痛

歯が痛む原因というのは多岐にわたります。中には歯自体には何の問題もないのに歯が痛む、という原因もあります。
例えば大きな精神的ストレスがかかると歯痛が起こります。こうした原因が定かではないのに歯痛が繰り返される状態を、「非定型歯痛」と呼びます。

精神的なストレスが起こると、血液中には「カテコールアミン」というホルモンが増大します。このカテコールアミンが歯の周囲の血管を増大・充血させてしまうことで痛みが発生するのです。
またストレスが大きくかかっていると免疫力の低下も引き起こします。通常では対処できる細菌の繁殖などでも免疫力の低下によって対処しきれずに痛みとして現れることがあります。

こうした非定型歯痛に対しては、一般的に抗うつ薬による薬物療法がメインに行われています。薬物療法に抵抗がある場合は簡易的な心理療法が行われることもあります。

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