虫歯・歯周病予防で注目を浴びている「ロイテリ菌」とは

近年メディアでも取り上げられるようになった「ロイテリ菌」をご存知でしょうか。
ロイテリ菌によるアレルギー体質の改善や腸内環境の改善など、身体に良い効果が色々と発表されていますが、その中でも注目を集めているのが、虫歯や歯周病予防、口内衛生改善の効果です。

ロイテリ菌とは乳酸菌の一種で、口腔内に元からいる善玉菌と悪玉菌のバランスを安定させます。
口腔内の菌が安定すると、虫歯菌や歯周病菌を抑制できるため、最終的に全体の健康維持にも繋げることができます。

実際に行なわれた実験では、ロイテリ菌を摂取したグループは14日後には虫歯の原因菌であるSミュータンス菌が大きく減少することが分かっています。

ロイテリ菌では歯科医に処方してもらうことが出来ますが、あくまでも口内環境を整えるもので治すものではないですから、もし既に虫歯や歯周病になっているのならまず治療を終わらせなければなりません。
また、ロイテリ菌は口の中にどれだけ常駐させられるかが大切ですので、一時的に摂取しただけでは効果はありません。
一度摂取したらずっと摂取し続けないとロイテリ菌を常駐させておくことはできないので注意しましょう。

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